学会発表・論文
(演題名)当院における80歳以上のロボット支援前立腺全摘除術
学会:第35回日本老年泌尿器科学会
矢野文彬
80歳以上の高齢者においてもロボット前立腺全摘術は安全にできるという発表。若年者と比べても尿漏れも変わらないので、元気な方は年齢に関わらず積極的に受けても良い治療だと思います。
(演題名)100ml以上の大きな肥大症に対するXPS-PVPの治療成績
学会:第36回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会
新しくなったPVPの機材であるXPSを用いた手術は100gを超える巨大な前立腺肥大症においても安全に施行でき、従来の機種に比べてその有効性は向上しているという発表。PVPは大きな肥大症でも心配なく手術できると思います。
(演題名)PVPの特徴(教育講演)
学会:第36回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会
前立腺肥大症の様々なレーザー蒸散術の中のPVPの特徴を医師向けに教育として講演したものです。他の手技を行っている医師からもPVPが最も良い手術であろうと評価を受けました。
(演題名)Rezumシステムの初期臨床経験と展望(ランチョンセミナー)
学会:第29回日本排尿機能学会
院内にポスターが掲示してある日帰り可能な前立腺肥大症の新しい手術、Rezumの本邦初の発表です。多くの医師の方に桑原医師が講義をする形で行われました。日本初症例が当院であり、海外では広く普及しているので今後増えていくと思います。
(演題名)75歳以上の高齢者に対するデスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)の治療経験
学会:第29回日本排尿機能学会
夜間頻尿に対するミニリンメルトは有効な治療ですが、少し、副作用に注意する必要がある薬剤です。高齢者に安全かどうかの研究です。高齢者にも有効であることが証明されましたが、副作用も若年者に比べて多いので慎重な経過観察が必要であるとの報告です。
(論文)過活動膀胱診療ガイドライン第3版より
概要紹介:桑原医師が2019年に発表した過活動膀胱治療薬のベオーバの有効性に関する論文が採用されています。ガイドラインという治療に指標になる雑誌に取り上げられる事は優れた論文であった証拠と思います。
(論文)多岐にわたる経尿道的前立腺レーザー蒸散術 どれがいいの? PVP、CVP、ThuVAP、それぞれの特徴
雑誌名:臨床泌尿器科 Vol.76 No.9
桑原勝孝
論文名:多岐にわたる経尿道的前立腺レーザー蒸散術 どれがいいの?PVP、CVP、ThuVAP、それぞれの特徴
概要:PVPに代表される前立腺肥大症のレーザー蒸散術は様々な術式があります。結論的には最もバランスがとれていて効果的で低侵襲であるのがPVPであろうと思います。
(論文)高齢の前立腺肥大患者に対する経尿道的手術
臨床泌尿器科 第 74 巻 第 6 号 2020 年 5 月 20 日
特集 高齢者の泌尿器疾患を診る―転ばぬ先の薬と手術
<高齢者に対する手術の適応と限界> より
(桑原勝孝 医師)
[注記・補足]こちら医師向けの論文ですが、若手医師向けでありますので、一般の方々にもご参考になるかと思います 。
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上記、論文のPDFファイルはこちらよりダウンロードできます。よろしくお願いいたします。
臨床泌尿器科増刷号 泌尿器内視鏡手術のすべて 2018. Vol72 no.4. p189-195
2018年に以下論文を発表いたしました。
臨床泌尿器科増刷号 泌尿器内視鏡手術のすべて 2018. Vol72 no.4. p189-195
光選択的前立腺蒸散術(PVP)
桑原勝孝