MRI(東芝メディカルシステムズ社)
MRIとはMagnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像の略称です。非常に強い磁石、および電波を利用して、人体の様々な断面を撮像する検査です。磁石、電波を利用するので被曝の心配はありません。当科では1.5T(1.5テスラ)のMRI装置が稼働しており、様々な病巣を発見することができます。
前立腺・膀胱・腎臓など泌尿器科領域の検査はもちろん、頭部・脊椎・関節など様々な領域のMRI検査を行っています。
MRI検査では強力な磁石で出来たトンネルの中に入ります。検査時間は目安として、およそ30分程度になります。その間、からだを動かさないでじっとしている必要があります。また、検査中はMRI装置から大きな音が出ます。
(この度当院も導入いたしました)東芝メディカルシステムズ社 1.5テスラMRIシステム"Vantage Titan"は、高画質を犠牲にすることなく、MRI装置の問題である狭い検査空間と大きな騒音を克服すると共に、ワークフローを大幅に改善した最新の装置です。 TCO (Total Cost of Ownership)の低減とともに、最新アプリケーションへの対応と快適なワークフローを実現しました。
(具体的に..)例えば、"ゆとりある検査空間"によって患者さんの負担を軽減し、安心して検査を受けていただけ、また、撮像時および撮像後の操作ステップ数を削減し検査効率・ワークフローの向上も、同時に実現しています。
X線CT装置(シーメンス社)
X線CT検査は、X線を身体の周りから照射し、体内を透過したX線量をコンピュータで処理することによって体の断面の画像を得ることができます。身体のあらゆる部位の内部構造を画像化することが可能です。
レントゲンと比べて、より詳細な体内の情報を得ることができます。
当院では平成26年12月末にシーメンス社製の「SOMATOM Scope」16列マルチスライスCT装置を導入しました。
従来のCT装置より被曝低減の技術を取り込んだ最新のCT装置です。
腎臓、尿管、膀胱、前立腺等の諸臓器の大きさ、形、位置等の画像化を行い腫瘍や結石等の病変を観察します。
またヨード造影剤という薬剤を使用することでより明確な情報を画像として得ることができます。
泌尿器領域の腹部、骨盤検査だけでなく、胸部や頭部などほかの部位の検査も行っております。