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長久保病院

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Various surgical methods

過活動膀胱
Overactive bladder treatment

過活動膀胱図

1日に8回以上の排尿がある頻尿や失禁などのある方は、過活動膀胱が疑われます。
神経障害や加齢などに原因があると言われていますが、明確には分かっていません。
過活動膀胱の症状がある場合、一度医師にご相談ください。

過活動膀胱

画期的手術法(PVP)

過活動膀胱とは

過活動膀胱の症状につきましては、
・頻尿:1日に8回以上の排尿があることが多い。
・切迫感:尿意を感じ、すぐにトイレに行かなければならないという強い衝動を感じる。
・夜間頻尿:夜中に2回以上トイレに行く必要がある。
・尿失禁:トイレに行く前に尿が漏れることがある。
これらの症状がある場合は、過活動膀胱が疑われます。
上記注記としまして、ただしこれらの症状は膀胱癌や前立腺肥大症などの他の疾患でも見られるため、正確な診断が必要です。


その原因
過活動膀胱の原因は、明確にはわかっていませんが、以下の要因が関与していると考えられています。
・神経障害:脳や脊髄の障害により、膀胱の筋肉が正しく機能しなくなることがあります。
・筋肉の異常:膀胱の筋肉が異常な収縮を起こし、排尿を制御できなくなることがあります。
・加齢:年をとると、膀胱の容量が減少し、膀胱の筋肉の収縮が過剰になることがあります。

過活動膀胱の治療
過活動膀胱の治療には、以下の方法があります。
・薬物療法:抗コリン薬やβ3作動薬が一般的に使用されます。これらの薬物は、膀胱の筋肉をリラックスさせ、頻尿や切迫感を軽減する効果があります。
・筋肉訓練:勝胱の筋肉を強化するための訓練があります。これにより、尿意をコントロールすることができるようになります。
・手術:薬物療法や筋肉訓練が効果がない場合、人工的に膀胱を拡張する手術が必要な場合があります。
過活動膀胱は、多くの人々が直面する一般的な泌尿器疾患です。
過活動膀胱の症状がある場合、一度医師にご相談ください。

治療法ご紹介(VOTOXにつきまして)
ここでは、過活動膀胱治療法の例としてVOTOXをご紹介いたします。
VOTOXは、過活動膀胱に対するボツリヌストキシン膀胱壁内注入療法になります。VOTOXは薬による治療の効果のない過活動膀胱の患者さんに対する治療です。
具体的には、腰椎麻酔などを行い膀胱鏡を挿入。膀胱壁内の約20箇所にボツリヌストキシンを注射し注入します。
日帰り治療も可能ですが、尿閉などのリスクもあるため、数日の入院をお勧めします。
効果の持続は約6ケ月ですが、再投与が可能です。
注記:なお安全性の高い治療ではありますが、まれに排尿困難、尿路感染症が起こることがあります。

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